鍼灸治療院ASSAの斗谷です。
随分と久しぶりの更新になってしまいましたが、
令和もASSAはゆっくりボチボチとブログを更新していきますので、
どうぞよろしくお願いします(^^)
さてさて、今回も色のお話の続きです。
ホワイト・ブラック・グレーについて
お話していきます。
ホワイトのメッセージは
「全能」「創造」
「光」「マルチな才能」」
「極端」「リセット」
ホワイト(白色)は昔から西洋でも東洋でも
神聖な色とされてきました。
理由として考えられるのは、ホワイトは
全ての色の波長を含んでいるという点です。
少し専門的な話になりますが、
色にはそれぞれ特有の波長があります。
光の色は虹色で全ての色を含んでいて、
物質に光が当たった時に反射し、
私たちの目に入った色の波長だけを色として
認識できるという仕組みになっています。
例えば、青い服を見たとして、
その服は光の色のうち青色以外を吸収します。
そして、青色が反射して目の中に入ることで、
私たちは「青い服だ」と感じるのです。
赤色なら赤の波長を、
黄色なら黄色の波長を反射しています。
そして、全ての波長を反射して見える色が、
今回の主役である「ホワイト」なのです。
このように、全ての色を含むことから最も光の色に近い色と言えるでしょう。
光=すなわち神聖な色と連想されやすかったと
考えられます。
神様を表す色であり、
全てを含む多才な色がホワイトです。
そのことからホワイトには
「全能」「創造」「光」「マルチな才能」
というメッセージがあります。
ホワイトは表情が明るく見えたり、
神聖な気持ちにさせてくれます。
緊張感を持って何かを行いたい時や、
気を引き締めたい時には取り入れたい色ですね。
一方で、ホワイトは「極端」という
意味もあります。
これは、真っ白な画用紙を見た時に、
ある人は色が「有る」
またある人は色が「無い」とも
どちらでも捉えることができるからです。
このことから、「極端」や「リセット」という
メッセージがきています。
確かに、「白紙に戻す」「頭が真っ白」
という言葉もありますよね。
つまり、全てを含む光の色と感じるのか、
全く無いと感じるのか、
100か0かの極端なメッセージを表すのが
ホワイトなのです。
精神状態が安定している時は良いですが、
不安定な時にホワイトばかりを身に着けるのは
あまりおすすめしません。
とことん気持ちが落ち込んでしまう可能性が
ありますので、鮮やかな色にたくさん触れたり、
身に着けるようにする方が良いでしょう。
ブラックのメッセージは
「権威」「強さ」
「吸収」「洗練された」
「孤独」「隠す」
ホワイトとブラックは「光と闇」に例えられ、
正反対の性質があります。
ホワイトが神聖な色であるのに対し、
西洋ではブラックは悪魔の色されてきました。
また、ホワイトは全ての色を含む光が反射し、
ブラックは色の光を全て吸収した色です。
光を反射しない物体のことを私たちの目は
「ブラック」と認識します。
光を全て吸収する色であるために
「強さ」「権威」というメッセージがあります。
高級ブランドなどにもよく使われていますが、
特有の重厚感は高級感や上品な雰囲気を
出してくれます。
そのため、ブラックには「洗練された」
という意味もあります。
また、 暗闇をイメージさせることから
「隠す」「孤独」という意味もあります。
″力強いけれど寂しさを隠し持っている″
そんな強がりな色がブラックなのです。
上質な雰囲気を出したい時や
風格を見せたい時にはブラックはおすすめです。
けれども、絶対的な強さを持った色ですから、
多用してしまうと近寄りがたい印象に
なるのでご注意を。
グレーのメッセージは
「中間」「中立」
「曖昧」「平凡」
「控えめ」「落ち着き」
ホワイトとブラックが混じり合った色である
グレーはまさしく白黒つけない曖昧な色です。
「グレーゾーン」と言う言葉もあるように、
グレーには「中間」「中立」「曖昧」という
意味があります。
また、ファッションでもグレーの服は
何にでも合わせやすい色ですよね。
柔軟性があって、周りと合わせられる色なので、
スーツなどで着られると控えめで落ち着いた
雰囲気になります。
ですから、あまり目立ちたくない時や
主張を控えたい時などは、
派手さのないグレーの服がおすすめです。
けれども、一方で「平凡」という意味もあり、
印象に残りにくい性質もあるので、
顔を覚えてほしいような場面では
華やかな色がおすすめです。
また、グレーは
「やる気があるわけもないわけではない
」という中途半端な気持ちの時にも
選びやすい色でもあるので、
気合を入れたい時には真逆の性質がある
赤系統の色を選ばれると良いでしょう。
本日のまとめ
今回は無彩色であるホワイト・ブラック・グレー
についてご紹介しました。
三色ともに大きな特徴がないので、
イメージは掴みにくいかもしれません。
その分、他の色と合わせることで
より魅力的に映える特徴があるので、
気分に応じて取り入れて見ると良いですね。
神聖なホワイトは
白無垢やウエディングドレスにように、
穢れのない清らかでピュアな印象を
与えてくれます。
ブラックは闇を連想させる一方で、
上手く使うことで気高さや上品さを演出できます。
グレーは落ち着いたシックな雰囲気で、
主張し過ぎない控えめな印象になります。
私たちは色彩によって心の状態を左右されたり、
気分も変わりますので、
たくさんの色たちで日常を彩ってくださいね。
では、いよいよ次回は色のお話の最終回です。
優しくて可愛い色で私も大好きな、
ピンク・水色・ラベンダーについて
お話していきたいと思います。
私の書いたブログが、
あなたの日々をさらにカラフルで
素敵にさせるヒントになりますように。
では、次回もお楽しみに~(^^♪
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